2024/06/18 19:54
仲の良い友人が通ってる釣り場が「釣り禁止じゃないのか」っていう話しが出まして…。
これまで特にトラブルがあったワケでもなく、注意されたワケでもなかったんですが、
友人は「それじゃそこに釣り行けないですね」ってなったんです。
僕自身は釣りしたことはないところでしたが知ってる場所ではあったんで、そんなとこ禁止になるのかなぁって疑問になり、該当市役所に電話してみることに。
すると管轄(業務委託?)してる事務所のほうへ連絡してくれとのことで、電話番号を教えてもらい、その事務所にかけ直しました。
その結果…「自由区域(的なニュアンス)ですので、禁止ではないです。くれぐれも迷惑にならないよう気をつけてください(要約)。」
とのことでした。
疑いが晴れて良かった良かった…なんですが、これもし「禁止です」ってなってたらどうなってたんだろうと。
これまで何のトラブルもなく釣りしてたポイントが、問い合わせたことにより白黒はっきりしてしまい、もし"黒"だったなら今後完全にそこへ釣りに行けなくなる。
問い合わせしなければ何事もなく釣りを続けることができたかもしれない。
最近では日本全国の多くの地域で釣り禁止とされ釣り場が激減しています。
その中の原因のひとつは、今までグレーだったのがちょっとしたキッカケでブラックに転じてしまった結果。
例えば漁港や沖堤のように、本来釣りのために造設された場所ではないところでは、下地として釣りする場所ではない、"釣り禁止"があるため、
これまでは黙認、強制排除せずのグレーだったのに、何かトラブルがキッカケで、「元々釣りするとこじゃないので禁止」になる。
白か黒かで"どちらか"のみで判断するとそりゃ"黒"ですな。
白か黒か。グレーがないのは何も釣りに関してだけでなくいわゆる、"ホワイト社会"といわれる現代の社会的風潮です。
今や少しでも労基違反がある会社は"ブラック"企業。企業はホワイトな労働環境を守るために必死。そりゃもちろん釣り場にも白黒求める流れになりますよ。
そして昨今では、そんな白黒しかない社会のおかげで自分たち自身が生きづらくなってきていることに、気づきはじめたと言われています。
釣り場も白黒付けるべきなのか。グレーを残すのか。はたまた別の考え方か。
あなたはどう思いますか?
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