2026/08/15 12:47

ここ数年、レベロクで継続して追いかけている釣りのひとつに「グレング」があります。名前の通り、グレ、つまりメジナをルアーで狙うライトゲームです。



グレといえば、一般的には磯からのフカセ釣りなど、エサ釣りのターゲットとしてのイメージが強い魚だと思います。でも実際にアジングやメバリングをしていると、本命ではないグレがルアーに食ってくることがあります。レベロクでも昔からそういう経験があり、最初は「たまたま釣れた」で終わっていたものが、同じようなことが重なってくるうちに、だんだん気になってきました。

「これ、偶然じゃなくて、ちゃんと狙って釣れるんちゃう?」

そこから始まったのが、今レベロクで追いかけているグレングです。

ただ、現在レベロクが考えているグレングは、単に「グレがルアーで釣れた」という話ではありません。グレの居場所を考え、レンジを考え、時合いを考え、何を捕食しているのかを想像し、そこへどうルアーを通すのかを組み立てていく。一匹釣れたら「なぜ今食ったのか?」を考え、その考え方でもう一匹狙えるのかを試していく。

つまりレベロクにとってのグレングは、「グレをルアーで釣る」から、「グレをルアーで狙って再現する」へ。 そこまで含めて、ひとつのライトゲームとして考えています。

グレングはまだ完成した釣りではありません。分かってきたことはかなり増えましたが、それと同時に、まだ分からないこともたくさん残っています。だから今回は、2026年現在までにレベロクが実釣を重ねてきて見えてきたことを、一度ここでまとめておさらいしてみたいと思います。


エサ釣りのグレ釣りを、そのままルアーに置き換えるわけではない

グレングという言葉だけ聞くと、もしかすると「フカセ釣りのエサをワームに変えた釣り?」というイメージを持つ人もいるかもしれません。でも、レベロクのグレングは少し違います。

考え方のスタート地点は、あくまでアジングやメバリングなどのライトゲームです。軽量ジグヘッドと小型ワームを使い、魚の位置やレンジ、フォール、リトリーブ、ルアーサイズ、フックサイズ、カラーなどを細かく調整していく。つまり、エサ釣り側からルアーへ寄せるのではなく、ライトゲーム側からグレへ近づいていくというのが基本です。

普段アジングやメバリングをしていると、「魚はどこにいる?」「どのレンジ?」「巻いた方がいい?」「落とした方がいい?」「ワームを小さくした方がいい?」といったことを自然と考えます。その考え方を、そのままグレという魚へ向けていくのが今のグレングです。

そしてもうひとつ大事にしているのが、グレの「捕食」にルアーを合わせることです。レベロクとしては、威嚇的な反応を偶然拾うことよりも、バチや小型甲殻類、小魚などを食べているグレに対して、ルアーをエサとして認識させて食わせるという考え方を中心に置いています。

だから「ルアーにグレが掛かった」というところで終わるのではなく、グレを狙い、その捕食にライトゲームとして合わせていく。そこまで含めて、グレングという釣りを組み立てています。



グレングの原点はショア。そして大事なのは「沖」より「岸際」

レベロクのグレングは、まずショアから始まりました。そして実釣を重ねる中で、かなり重要だと分かってきたのが、グレングは単純に沖へ遠く投げればいい釣りではないということです。

むしろ、現在までの実績で大きな意味を持っているのは岸際です。石畳やゴロタ、護岸、水際、垂直堤防など、グレが着きそうな岸沿いのストラクチャーへ、どれだけ正確にルアーを入れられるか。実際、岸際ギリギリへキャストできた時に反応するケースは繰り返し確認されています。岸から数十センチ、場合によっては本当に水際ギリギリ。そのわずかな差で反応が変わることがあります。




だからグレングでは、「どのワームが釣れる?」「何色がいい?」という話より前に、そもそも魚がいる場所へちゃんとルアーを入れられているかがかなり重要です。

あと50センチ岸寄りだったら食っていたかもしれない。キャストコースが少し違ったから、魚の目の前を通っていなかったかもしれない。そう考えると、この釣りはかなり繊細です。

そこで今、レベロクでひとつの思考整理として使っているのが、「場所 → コース → レンジ → アクション → カラー」という考え方です。これは絶対的な順位ではありませんが、カラーだけですべての結果を説明しないためにはかなり分かりやすい整理だと思っています。

まず魚がいる場所を探す。そこへどうルアーを通すかを考える。次にレンジを合わせ、フォールなのかリトリーブなのかを選び、そのうえでカラーを変えていく。レベロクはカラーをかなり重視するブランドですが、グレングではその前段階の「魚の目の前へどう入れるか」が特に重要だと感じています。


基本は、普段のライトゲームタックルで成立する

グレングを始めるために、特別な専用タックルが絶対に必要というわけではありません。基本的には、普段使っているアジングやメバリング用のライトゲームタックルの延長で成立します。




ひとつの目安としては、L〜ULクラスのライトゲームロッドに2000〜2500番クラスのリール。PE0.2〜0.4号程度に、リーダー1〜1.75号程度という組み合わせがあります。実釣ではPE0.1号など、さらに細いセッティングを使う場合もあるので、この数字が絶対条件というわけではありません。

ただし、グレは掛けてからがなかなか面白い魚です。サイズが上がるほど、フッキング直後からストラクチャーへ向かって一気に突っ込む。ライトタックルで掛けると、「グレってこんなに強いん?」と思うこともあります。

だから単純に細いラインを使えばいい、繊細なロッドならいいという話でもありません。ドラグ設定やバットパワー、根ズレへの対策まで含めて、ライトゲームらしい繊細さと、掛けた後の強さの両方を考えていく必要があります。


リグの基本はジグヘッド単体+小型ワーム

現在のレベロク的グレングで、最も基本になっているリグはジグヘッド単体、いわゆるジグ単です。ショアでは漁港ヘッドLv.2の0.4〜1g程度をひとつの基本にしながら、風や水深、狙うレンジに合わせて重さを変えていきます。ボートでは船の位置や風、キャスト精度、フォール軌道を作るために、1〜1.3g程度まで使うことがあります。




そして実際に釣りをしていると、かなり多いのが「アタるけど掛からない」という状況です。特に小型グレやショートバイトが多い時には、マメアジヘッド#14〜#16など、さらに小さいフックへ落としていくことがあります。

ワームも同じで、FリトリーバーPlusをひとつの基準にしながら、ラッキーA30、ちびラッキー系、FリトリーバーFIRST、漁港ワームFIRSTなどをローテーションします。小型グレや浅いバイトが相手なら、ワームを小さくしたり、柔らかいFIRST素材へ変えたり、フックサイズを落としたりしながら、少しずつ魚に合わせていきます。

この辺りはかなりアジング的で、実際にやっていると「結局これ、めちゃくちゃライトゲームやな」と感じる部分です。


現在かなり重要になっている「フォール」

ここまでの実釣で、かなり再現性が見えているパターンのひとつがフォールです。

特に多いのが、岸際ギリギリへキャストし、そこからラインテンションを完全に抜いて真下へ落とすのではなく、軽くテンションを残したカーブフォール、あるいはテンションフォールで見せていく釣り方です。

岸際から沖側へ落ちていく地形に沿うように、ルアーも少しずつ沖へカーブしながら落ちていく。その途中、特にボトム付近でバイトが出る。着底したら少しリフトし、もう一度フォールさせる。風や流れがある場合は、それを利用してテンションを掛けながら見せることもあります。

バイトも毎回「ガンッ」と出るわけではありません。フォール中に急にフワッと軽くなったり、小さくコッと触ったり、テールをついばむようなショートバイトだったりします。その小さな違和感を拾っていくのも、グレングのゲーム性のひとつです。

ただし、ここで注意したいのが、「グレング=フォールだけの釣り」ではないということです。春のバチを意識した時期などでは、リトリーブ系の釣りが成立する可能性も確認しています。

つまり、フォールは現在かなり重要な基本パターンではありますが、それを絶対的な正解にしているわけではありません。その日のグレがどこにいて、何を食っていて、どの速度や軌道に反応するのか。そこへ合わせていくことがグレングの本質です。



グレングのカラー。その原点は「グリーン系」

そしてレベロクといえば、やっぱりカラーの話も外せません。

現在、レベロクのグレングではグリーン系をひとつの基準にしています。ただし、これは「グレは緑色が好きだから」という理屈だけで決めたものではありません。

原点は、グレングを本格的に始める前までさかのぼります。

昔、アジングやメバリングをしていた時に、本命ではないグレがたまたまルアーへ食ってくることが何度かありました。後から振り返ってみると、その時に使っていたのがグリーン系のワームやハードルアーだったケースが比較的多かった。

さらに、周りの釣り人から「メバリングしてたらグレ釣れた」という話を聞いた時にも、グリーン系ルアーを使っていた例が複数ありました。

そこで、「グレってグリーン系への反応がええんちゃう?」という仮説が生まれたわけです。



「グレは海藻を食べるから緑が効くんじゃないか」という話を聞くこともありますが、レベロクでは現時点で、それを理由として断定してはいません。あくまで、過去の実釣を振り返るとグリーン系での実績が比較的多かった。そこがスタートです。

そして本格的にグレングを始めてからもグリーン系を中心にテストし、安定した実績が積み重なってきました。当然、グリーンを使っている時間自体が長いので単純な釣果数だけで比較はできません。それでも現在は、グリーン系を「絶対色」ではなく「基準色」として扱っています。

白でも釣れる。ピンクでも釣れる。赤や黄色でも実績はあります。グリーンしか釣れないわけではありません。それでも「まず何色から始める?」となった時に、ひとつのスタート地点として戻れるのが今のグリーン系です。


夕マヅメは「どチャート」から始めることが多い

ひと口にグリーン系といっても、かなり幅があります。明るい蛍光グリーンもあれば、暗いグリーン、半透明、不透明、一見すると黒や茶色に見えるけれど、光を透かすとグリーン要素が見えるカラーもあります。

レベロクでは、こうした見え方の違いも含めてローテーションしています。

例えば夕マヅメ。まだある程度光量が残っている時間帯には、明るい蛍光グリーンの「どチャート」からスタートすることが多いです。まずどチャートで反応を見て、周囲が暗くなってきたり、魚の反応が変わったりすれば、海藻ネオン、グレパン、COSMO Type-Gなど、より暗い方向へローテーションしていきます。



グレパンは一見茶色系ですが、光を透かすとグリーンが感じられる。COSMO Type-Gも通常状態では黒っぽく見える一方、透過するとグリーン要素が現れます。

さらにメーミーネイビーやCOSMO白銀刀のような黒、茶、紺系も含めて、現在は「グリーン系+ダーク系」をひとつの基本軸として考えています。

ただし、夕マヅメなら必ずどチャートが正解という話でもありません。あくまでレベロクが現在、グレングを組み立てる時のスタートカラーのひとつです。


条件が変われば、真逆のカラーがハマることもある

グリーンが基準だからといって、ずっとグリーンだけを投げているわけではありません。

その代表例が、モンスターイエローです。



モンスターイエローは蛍光イエローのソリッドカラーで、普段使っているグリーンやダーク系とはかなり方向性が違います。ところが、雨天や悪天候、通常より明らかに水が濁った状況で、非常に強く効いた実績があります。

だから現在は、「いつでも強いカラー」とは考えず、条件が大きく変わった時にハマる可能性がある条件対応型カラーとして見ています。

これはかなり大事な部分で、「グレングはグリーン」と決めてしまうと、こういう結果を拾えなくなります。基準は作る。でも、その基準から外れた結果もちゃんと拾う。

レベロクのグレングは、そうやって少しずつカラーの考え方を作っています。


時間帯は、夕マヅメから日没後がひとつの目安

グレングでは時合いもかなり重要です。

これまでのショア実釣では、夕マヅメから日没後およそ2時間程度までに実績が集まりやすい傾向があります。深夜まで魚がその場所にいたとしても、ルアーへの反応がずっと続くとは限りません。

むしろ「今食う」という短いタイミングがあり、その限られた時間の中で魚の位置を見つけ、キャスト位置を合わせ、レンジを合わせ、フォールなのか巻きなのかを探し、最後にカラーまで合わせていく。

そういう意味では、グレングは短期決戦的になることも多い釣りです。

一方で、ボートではショアより約1時間ほど長く反応したケースもあります。ただし、それを「ボートなら必ず時合いが長い」という法則にする段階ではありません。これも今後さらに検証していきたいところです。


シーズンも少しずつ見え始めている

大阪湾周辺では、ここ2〜3年の調査から、ざっくりとしたシーズナルイメージも見え始めています。

2026年7月時点の整理では、4月頃から始まり、5〜6月の春、7〜9月中旬の夏、9月中旬〜10月頃の秋という流れ。ただし、これは完成した年間パターンではなく、あくまで現時点の実績と仮説を整理したものです。

春はバチなどを意識したリトリーブ系の可能性。初夏は夕マヅメから夜にかけて、石畳とFリトリーバーPlusなどを軸にした、現在の王道に近いパターン。

夏は小型化してショートバイトが増える日もあれば、逆にストラクチャー周辺を少し浮かせて良型が出ることもあります。高水温期はショアの難易度が上がる傾向も感じています。

秋は夕マヅメの短い時合いに加えて、ワームボリュームやカラー、フックサイズなどの細かな調整が重要になるケースがあります。

ただ、単純に「何月だからこう」と考えるより、水温や水通し、地形、その場所にどれくらい魚がいるのかといった要素を見ていく方が大切だと考えています。


ショアで見つけた釣りを、そのままボートへ広げてみた

グレングを続けていく中で、自然と出てきた疑問がありました。

岸際にグレが着いているなら、岸から届かない場所にも当然いるんじゃないか。

そこで始めたのがボートグレングです。



ただし、レベロクのボートグレングは、一般的にイメージするような「沖へ出て、魚礁やディープを真下に釣る」バーチカルゲームではありません。

ショアグレングでやってきた岸際攻略を、そのまま船へ持っていった釣りです。

つまり、ボートなのに沖ではなく岸を釣る。

船は魚の真上へ行くための道具というより、岸から届かない良質なショアラインへ行くための移動手段として使います。

人が立てない岸。岸からルアーが届かない石畳やゴロタ、護岸、水際。そういった場所を海側から撃っていく。

やっていることの基本は、ショアグレングと同じです。


ボートでも「岸際ギリギリ」とフォールは重要

ボートグレングでは、エレキなどを使って船の位置を調整しながら、岸際ギリギリへ正確にキャストしていきます。

そこからラインテンションを調整し、岸から沖へ落ちていく地形とルアーのフォール軌道を合わせる。岸際ギリギリへ入れ、テンションを掛けたカーブフォールでボトム付近まで見せ、着底したら軽くリフトして再び落とす。基本的な考え方はショアと共通しています。

夜になると距離感がかなり分かりにくくなるので、暗くなる前からキャスト精度を確認するくらい、「どこへ入れるか」は重要です。

つまりボートへ行っても、結局グレングの基本は同じ。

魚のいる場所へ正確に入れる。

そこへ適切なレンジとフォール軌道で見せる。

その延長線上にボートグレングがあります。


ボートだから見えてきた魚もいる

ボートで調査を始めたことで、ショアだけでは見えなかったことも出てきました。

小型グレのショートバイトに対して、マメアジヘッドと小型ワームへサイズダウンすることで釣果につながったケース。

そして2026年夏の神戸沖では、水中消波ブロック周辺で25〜30cmクラス、さらに尺を超えるグレまで連発した実績も出ています。

良型になると、フッキング直後から一気に根へ突っ込む。実際、チヌやキビレ以上にラインブレイクが多発したケースもありました。

こういう魚は、ショアだけをやっていた時にはなかなか見えなかった魚です。

時期によって、どの水深へ入るのか。どんなストラクチャーに着くのか。他魚種とのポジション関係はどうなっているのか。

こうしたことまで探していけるのが、ボートグレングの大きな価値だと思っています。


大阪湾奥でも「狙って釣る」が成立した

さらにボートグレングでは、それまで「グレング自体が成立しにくいのでは?」と考えていた大阪湾奥でも、狙ってグレを釣ることができました。



岸際のゴロタや水際ギリギリへキャストし、カーブフォールでヒット。さらに同行者も同じ考え方でヒットし、同じアプローチで複数匹が出た。

一匹だけなら「たまたま釣れた」で終わるかもしれません。でも、同じ考え方で複数匹が出たことで、パターンとして考えるための重要な手掛かりになりました。

もちろん、まだ条件の整理は必要です。水温、水通し、季節、エリア。どこまで広げられるのかも分かっていません。

それでも、グレングが成立するフィールドそのものが、まだまだ広がる可能性はあると思っています。


ゲストフィッシュも楽しい。でも本命はあくまでグレ

岸際へ小型ジグヘッドとワームを入れていく釣りなので、当然グレ以外の魚も食ってきます。

チヌやキビレなどの大型ゲストが掛かることもあり、ライトタックルでやり取りすれば、それはそれでかなり面白い。




「何が食ってくるか分からない」というライトゲームらしい楽しさもあります。

ただ、ここはきちんと分けて考えています。

グレングの本命は、あくまでグレ。

ゲストが釣れることをグレングの本質にはしません。グレを狙う過程で、ほかの魚も食ってくる。それも含めてライトゲームを楽しむ、という感じです。


ジグ単だけではなく「グレプラッギング」も

現在はジグ単だけでなく、シンキングペンシルなどを使った「グレプラッギング」も検証しています。




実際にプラグへ反応すること自体は確認できています。ただし、ジグ単ほどパターンはまだ整理できていません。どういう状況でプラグが強いのか、レンジなのか、スピードなのか、ベイトなのか。まだまだ開拓途中です。

でも、こういう枝が少しずつ増えていくこと自体が、グレングという釣りがひとつのジャンルとして広がっていく面白さでもあります。


じゃあ、なんでレベロクはこんなにグレングをやってるのか?

ここまでいろいろ書いてきましたが、結局ここが一番レベロクらしいところかもしれません。

グレングは、まだ答えが完成していません。

すでに確立された釣りなら、「この時期はここ」「このルアー」「この動かし方」という答えがかなり揃っています。

でもグレングは、まだそこまでいっていません。

この場所で本当に成立するのか。昨日釣れたのに今日はなぜダメなのか。岸際何センチなのか。フォールなのか巻きなのか。水温なのか、水通しなのか、カラーなのか、ワームサイズなのか。

ひとつずつ現場で試していくしかありません。

だからレベロクのグレングは、完成したメソッドを紹介するというより、実釣しながら新しいライトゲームを作っていく取り組みだと思っています。

釣れたら、なぜ釣れたのかを考える。次も同じ方法で釣れるのか試す。場所を変える。季節を変える。ボートからもやってみる。

その繰り返しで、少しずつ「偶然」を「再現性」に変えていく。

そこが、今のグレングの一番面白いところです。


分かってきたことと、まだ分からないこと

現時点で、かなり確立度が高いと考えているのは、グレの捕食をライトゲームで狙えること、ジグヘッド+小型ワームで成立すること、岸際攻略が非常に重要なこと、そしてアジング・メバリングの延長でゲームとして組み立てられることです。

一方で、岸際ギリギリ+カーブフォール、グリーン〜ダーク系カラー、夕マヅメ〜夜の時合い、小型グレへのフックサイズやワームサイズの調整などは、かなり実績が積み上がってきているものの、条件をさらに整理していきたい部分です。

さらに、ボートでは本当に時合いが延びるのか、夏の大型グレはどこに入るのか、水温や水通しがどこまで影響するのか、大阪湾でどこまでエリアを広げられるのか、グレプラッギングがどう成立するのか、年間のシーズナルパターンはどうなるのか。

この辺りは、まだまだ検証中です。

つまりグレングは、分かってきた部分と、まだ分からない部分が同時に存在している釣りです。

そして、その状態だからこそ今が面白い。


これからグレングを始めるなら

最初から難しく考えすぎる必要はありません。

まずは普段使っているライトゲームタックルと、ジグヘッド、小型ワーム。そしてグレがいそうな石畳やゴロタ、護岸などの岸際。

ひとつのスタートとしては夕マヅメ。まず岸際へ正確に入れて、フォールさせてみる。反応がなければレンジを変える。巻いてみる。ジグヘッドを変える。ワームを小さくしてみる。フックを小さくする。カラーを変える。

そうやってひとつずつ試していく。

それでも釣れなかったら、

「さて、どうする?」

そこからが、この釣りの一番面白いところです。

まだ完成していないからこそ、自分で答えを作っていける。

レベロクでもこれから、ショア、ボート、季節、水温、ベイト、カラー、グロウ、大型グレ、ストラクチャー、プラッギングと、いろいろな方向からさらにグレングを掘っていきたいと思っています。

そしてレベロクだけでなく、実際にグレングをやる人が増えて、「こっちではこうやった」「この時期に釣れた」「こんなカラーが効いた」という結果が増えてくれば、もっと面白いライトゲームになっていくはずです。

まだ完成していないから、今が面白い。

これからもレベロクなりに、グレングという釣りを追いかけていきます。

そして、今のグレングを組み立てる時のひとつの考え方は、

「場所 → コース → レンジ → アクション → カラー」

そして、もうひとつ。

「グレをルアーで釣る」から、「グレをルアーで狙って再現する」へ。

これが、現在のレベロク的グレングです。